【チャンピオンズリーグ】レアル・マドリードは新たな伝説を打ち立てるか
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＜チャンピオンズリーグで連覇を成し遂げたクラブはない＞
ヨーロッパ・ナンバーワンのクラブチームを決めるUEFAチャンピオンズリーグ。今週末の６月３日には今季のファイナルが行なわれるが、現在の呼称で呼ばれるようになったのは1992－93シーズンからで、以前は「チャンピオンズカップ」と言われていた。
チャンピオンズカップの頃はトーナメント形式で戦うシーズンが多く、そこまで試合数は多くなかった。その影響もあって、レアル・マドリード、アヤックス、バイエルン、リバプールなどが大会連覇を成し遂げている。より正確に言えば、Ｒ・マドリードは55－56シーズンから５連覇、アヤックスは70－71シーズンから３連覇、バイエルンは73－74シーズンから３連覇、リバプールは76－77シーズンから３連覇を達成しているのだ。
しかしチャンピオンズリーグになってからは、大会形式が複雑になり、試合数も増えたことから（各国のリーグチャンピオンだけでなく、１か国から複数のクラブが参戦できるようになった）、連覇を成し遂げたクラブがひとつもない。
＜今季ビッグイヤーを手にするのはR・マドリ―かユベントスか＞
チャンピオンズカップ時代も含めれば、連覇したクラブは88－89、89－90シーズンのミランが最後だ。チャンピオンズリーグになった92－93シーズン以降の優勝クラブは以下のとおり。
92－93 マルセイユ（フランス）
93－94 ミラン（イタリア）
94－95 アヤックス（オランダ）
95－96 ユベントス（イタリア）
96－97 ドルトムント（ドイツ）
97－98 レアル・マドリード（スペイン）
98－99 マンチェスター・ユナイテッド（イングランド）
99－00 レアル・マドリード（スペイン）
00－01 バイエルン（ドイツ）
01－02 レアル・マドリード（スペイン）
02－03 ミラン（イタリア）
05－06 バルセロナ（スペイン）
06－07 ミラン（イタリア）
07－08 マンチェスター・ユナイテッド（イングランド）
08－09 バルセロナ（スペイン）
09－10 インテル（イタリア）
10－11 バルセロナ（スペイン）
12－13 バイエルン（ドイツ）
13－14 レアル・マドリード（スペイン）
14－15 バルセロナ（スペイン）
15－16 レアル・マドリード（スペイン）
さて、16－17シーズンのチャンピオンズリーグ決勝を戦うのは、スペインのＲ・マドリードとイタリアのユベントス。97－98シーズンのファイナルの再現となった一戦で、Ｒ・マドリーが勝てばチャンピオンズリーグ史上初の連覇達成となる。
果たして、Ｒ・マドリーは新たな伝説を打ち立てるのか。運命の一戦は６月３日、カーディフで行なわれる。
