初心者にも分かりやすいサッカー用語集【ア～オ】
【ア】
・アイコンタクト（eye contact）
ボールを持っている選手が目の動きで、味方に合図を送ること。
・アウトサイドキック（outside-kick）
足首の外側で蹴るキックのこと。
・アジアカップ（AFC Asian Cup）
アジア・サッカー連盟が主催の大会。要するに、アジア最強のナショナルチームを決めるトーナメントだ。第１回大会は1956年に香港で行なわれ、以降は４年ごとに開催。世界の大陸選手権では、1916年に始まった南米選手権（コパ・アメリカ）に次いで２番目に古い。1988年大会から、優勝国が「FIFAコンフェデレーションズカップ」の出場権を得る。ちなみに、日本は最多４回の優勝を誇る。
・アシスト（Assist）
ゴールに直結するパスのこと。
・アジリティ（agility）
敏捷性や軽快さ。
・アディショナルタイム（additional time）
交代や負傷者の搬出などで空費された時間を指す。
・アドバンテージ（advantage）
ファウルを受けても、その時に反則された側のチームがチャンスになる、なりかけていると主審が判断した場合、そのままゲームを続行すること。
・アプローチ（approach）
ディフェンス方法のひとつ。ボール保持者に近づいてプレッシャーをかける（コースを切ったり、インターセプトを狙ったりすること）。
・アーリークロス（early cross）
最終ラインとＧＫの間を狙って、浅い位置から入れるクロス。
・アンカー（anchor）
中盤の底にいる選手の呼称。船のいかり（アンカー）のように、中盤の底に位置し、チーム全体を落ち着かせる。
・アンチフットボール（anti-football）
守備的なサッカーに対する蔑称。攻撃をほぼ捨てて、カウンターに徹するチームのことを指す。
・アンティシペーション（Anticipation）
予測や読み。
【イ】
・イエローカード（yellow card）
主審が試合中に警告を示すための黄色いカード。１試合で警告２回（イエローカード２枚）を受けると退場処分になる。
・移籍金（transfer fee）
所属するクラブとの契約期間中に別のクラブへ移籍する際、移籍先から元所属のクラブへ支払う金銭。いわゆる違約金。
・インサイドキック（inside-kick）
足首の内側で蹴るキック。
・インステップキック（instep-kick）
足の甲で蹴るキック。
・インターセプト（intercept）
相手のパスをカットすること。
・インフロントキック（infront-kick）
足の内側の甲で蹴るキック。
【ウ】
・ウイング（wing）
チームの最前線にＦＷを３枚並べた時、その３枚の両サイドを担う選手のこと。
・ウイングバック（wing-back）
ディフェンダーが５人以上いるシステムを採用した際、その両端にいる選手のこと。例えば３－５－２システムの「５」の部分の両端にいる選手が「ウイングバック」。
・裏に抜ける（cut through behind the line)
敵の最終ラインのあるスペース目指して走るアクション。
【エ】
・エラシコ（elastico）
ポルトガル語で「輪ゴム」の意。フェイントのひとつで、片足のアウトサイドでボールを軽く外側に押し出し、同じ足のインサイドで逆側に切り返す動作。
【オ】
・オウンゴール（own goal）
味方のゴールにボールを入れてしまうこと。
・オーバーヘッドキック（overhead kick）
空中にあるボールを頭越しに後方へ蹴ること。『キャプテン翼』の主人公・大空翼の必殺技のひとつ。
・オーバーラップ（overlap）
ディフェンダーが前線に上がり、攻撃に参加すること。
・オフェンシブハーフ（offensive half）
攻撃的ミッドフィルダー。
・オフサイド（offside）
攻撃時にパスを出した瞬間、相手サイドでパスを受ける味方よりも、相手ゴール側に相手がふたり以上（ＧＫを含め）いなければならないというルール。
・オフ･ザ･ボール（off the ball）
プレーヤーがボールを保持していない、あるいはボールに密接に関与していない局面を指す。
・オープン攻撃（open offence）
相手の少ないエリアにパスを出して攻撃すること。
・オープンスペース（open space）
相手選手がいない、空いているエリア。ここにパスを出せれば、チャンスにつながることが多い。
・オブストラクション（obstruction）
直接ボールに関与せずに相手のプレーを妨害すること。間接フリーキックが与えられる。
・オン・ザ・ボール（on the ball）
ボールを保持、もしくはボールに密接に関与している局面を指す。
