【本当にサッカー好きなの? 女性タレントを独自検証⑧】 武井咲 編
photo by Dick Thomas Johnson
<同じ愛知県出身の宮市亮に注目していた時期も>
「ベスト・スマイル・オブ・ザ・イヤー2011」でキングカズこと三浦知良、サッカーゲーム「モバサカ」のイベントではアルシンド(元鹿島)と共演。そんな輝かしい実績を持つ武井咲さんは、2012年の「J SPORTS 全4チャンネルBS放送開始』のプレス発表会で次のようなコメントをしている。
「年齢が近くて同じ愛知県出身なので、勝手に親近感が湧いてしまいます」
「同じ愛知県出身」が誰かと言えば、当時イングランドのボルトンに所属していた宮市亮のことだ。そんな彼に向けて、武井さんは「世界へ羽ばたいているのは本当にすごいこと。私も、女優として海外はとても大きな舞台なので、日本人として誇りに思います」というメッセージも送っている。
世界のサッカーも把握しているらしい武井さんは、2014年のあるスポーツブランドのイベントでは「サッカーをやりたいんですよ。観るのも好き。(ワールドカップが開催される)ブラジルに行きたいな~」と大胆発言。プレーヤー志向があるとは、なかなかの驚きである。しかし残念ながら、サッカーをやっているという目撃情報はひとつもない。
多忙だからか、サッカーに興味がないのか。答は後者である。武井さんは、いわゆる八方美人なのである。どうやら中日ドラゴンズのファンで、チームのマスコットであるドアラとは何度も2ショットを撮っている。また15年のラグビー・ワールドカップで日本が奮闘した時には、「南アフリカ戦とスコットランド戦とも観て、命を削ってまでも戦うスポーツだと感じました。五郎丸さんが言ってたように、これまでやってきた積み重ねが実ったときと実感」とコメントしている。
ドアラとの2ショットがあって、名古屋グランパスのマスコット・グランパス師匠との2ショットがないのはなぜかという疑問はさて置き、武井さんは言わばスポーツ好き。ひとつの種目にとらわれない“広い心”でスポーツを応援している。
武井咲の“サッカー通度”:★★☆☆☆☆☆☆☆☆(宮市を知っているのはなかなかだが、ニワカの域を出ない)
と、またタレントさんを叩いていると思われているはずだが、もちろん“サッカー通度”が満点の方もいる。おそらくご存じのとおり、小柳ルミ子“先輩”だ。サッカーの観る量だったら、おそらく解説者以上である。