【W杯アジア最終予選】日本のライバル韓国の突破条件は? 不気味なシリア
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<4位転落で予選敗退の可能性も…>
ロシア・ワールドカップのアジア最終予選は9節を終えてグループAも混戦模様(残り1試合)。
グループAの順位表
1 イラン 勝点21/9試合消化(6勝3分0敗/8得点・0失点/得失点差8)
2 韓国 勝点14/9試合消化(4勝2分3敗/11得点・10失点/得失点差1)
3 シリア 勝点12/9試合消化(3勝3分3敗/7得点・6失点/得失点差1)
4 ウズベキスタン 勝点12/9試合消化(4勝0分5敗/6得点・7失点/得失点差-1)
5 中国 勝点9/9試合消化(2勝3分4敗/6得点・9失点/得失点差-3)
6 カタール 勝点7/9試合消化(2勝1分6敗/7得点・13失点/得失点差-6)
1位のイランはすでにロシア行きのチケットを獲得。当然ながら焦点は2位争いにある。2位の韓国から4位のウズベキスタンまでの勝点差はわずか2で、最終節の結果如何で韓国が予選敗退という展開もありうる。ちなみに、最終節の対戦カードは以下のとおりだ。
9月5日
イラン - シリア
ウズベキスタン - 韓国
カタール - 中国
※左側がホーム
韓国はウズベキスタンにアウェーで勝てば2位が確定。他会場の結果に関係なく、ワールドカップ出場が決まる。
韓国がウズベキスタンに引き分けた場合は、イラン対シリア戦の結果がポイントになる。シリアがイランを下せば、韓国は3位に後退(シリアと同勝点ながら得失点差で下回る)してもう一方のグループ3位と大陸間プレーオフの出場権を賭けてホーム&アウェー方式で戦うことになる。
韓国がウズベキスタンに敗れた場合は、その時点で3位以下が確定。イラン対シリア戦の結果次第では4位転落もある。なかなかシビアな状況だ。
仮に、86年ワールドカップから8大会連続出場中の韓国が予選敗退となれば、これは大事件である。