サッカーの読みもの

サッカーの基礎的なこと、Jリーグ、世界のサッカーを語る

嗚呼、浦和。伸びしろが感じられない現実をどう捉える?

f:id:treikax:20170613172619j:plain

 photo by martha_chapa95

 

 FC東京戦に続き、広島戦でも白星を掴めなかった。1分け1敗という成績よりも、どこかもどかしく映るのが試合内容、そう、浦和のパフォーマンスだ。

 

 ひと言で、ゴールの匂いがほとんどしないのだ。超攻撃的だったペトロヴィッチ時代とは180度変わった戦術で面白味に欠けるサッカーを展開する現状を、果たして選手たちはどう思っているのだろうか。もしかすると、ミシャ時代を懐かしむプレーヤーがいるかもしれない。

 

 仮にそれが事実だとするなら、浦和を待っているのは崩壊だ。堀監督の下で100パーセントの力を出す覚悟がない選手がいれば、チームワークに亀裂が入り、最終的に空中分解となるだろう。

 

 そんな想像をしてしまうほど、浦和のサッカーは危機的状況にある印象だ。昨季から伸びしろがまったく感じられず、観ていてもまるでワクワクしないので。

 

 ボクサーで例えるなら、ガチガチにガードを固めて、時にジャブを打つといった感じである。そんなボクサーの試合を誰が観たいだろうか。

 

 現状維持は衰退と同じ。今季の浦和は、継続路線が裏目に出る可能性もありそうだ。