【W杯アジア最終予選】グループAはイランが本大会出場。日本の宿敵・韓国はどうなる?
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<韓国はカタールとのアウェーゲームに勝たないとさらに苦しくなる>
2017年6月12日、ロシア・ワールドカップのアジア最終予選でイランが本大会出場を決めた。ホームにウズベキスタンを迎えた一戦は、23分にアズミンのゴールで先制すると、終了間際の88分にはタレミが追加点を奪うという展開で、イランの勝利に終わった。ここで気になるのは、グループAの順位表だ。
グループAの順位表
1 イラン 勝点20/8試合消化(6勝2分0敗/8得点・0失点/得失点差8)
2 韓国 勝点13/7試合消化(4勝1分2敗/9得点・7失点/得失点差2)
3 ウズベキスタン 勝点12/8試合消化(4勝0分4敗/6得点・6失点/得失点差0)
4 シリア 勝点8/7試合消化(2勝2分3敗/2得点・3失点/得失点差-1)
5 中国 勝点5/7試合消化(1勝2分4敗/3得点・7失点/得失点差-4)
6 カタール 勝点4/7試合消化(1勝1分5敗/3得点・8失点/得失点差-5)
首位のイランは6勝2分で無失点とほぼ完璧な勝ち上がり。一方で、苦戦を強いられているのが日本のライバルと言われる韓国だ。6月13日に予定されているカタールとのアウェーゲームに引き分けるか負けると、さらに厳しい状況に追い込まれる。
韓国の残り2戦の相手は、現在1位のイラン(8月31日/ホーム)と同3位のウズベキスタン(9月5日/アウェー)。ウズベキスタンとの最終戦を消化試合にするためには、カタールに勝利しないといけない。
グループの上位国との対戦を残し、最終戦はアウェーというのは日本の状況と酷似している。韓国にとっても、日本にとって、「17.6.13」の試合は運命の分かれ道になりそうだ。