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【日本代表】選手たちにとって、ロシアW杯は“dead or alive"の戦いだ

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 photo by muo1417

 

 監督をとるか、それとも選手の主張を受け入れるか。おそらく日本サッカー協会の田嶋会長は後者を選んだということだろう。「コミュニケーション不足」を理由にハリルホジッチ監督が解任された背景には、報道されているように、選手たちの反乱があったに違いない。

 

 主張を受け入れてもらった形の選手たちに、もはや逃げ道はない。いわゆる邪魔者のハリルホジッチは更迭されたのだから、選手たちはワールドカップできっちりと結果を残さなくてはいけない。それが出来なければ、待っているのは特大のブーイングだ。

 

 いや、ブーイングで済むはずがない。これで敗れたら、「不満を持っていたふたり」(ハリルホジッチ)とされる本田も香川も相応のけじめをつける必要があるだろう。

 

  もっとも、ここから本田や香川がチームをきっちりまとめて、ワールドカップでベスト8進出という快挙を成し遂げれば、彼らは間違いなく英雄となる。

 

 選手たちにとって、ロシアワールドカップは“dead or alive"の戦いだ。